Memo, Tips

小さな サイトメンテナンスマニュアル

昨年のことですが、小さな小さなサイトメンテナンスマニュアルを発行するようになりました。設定の備忘録としても活用いただけます。

サイズ:A4の8分の1
内容:WPメンテナンスログイン情報(PSW以外)、各種セキュリティ設定、プラグイン構成と理由、WP各種設定内容と理由、変更不可な部分の明示、
ユーザ構成と権限階層、投稿/承認の設定、
外観=テーマ名, 追加CSSの内容と理由、ウィジェット設定、
サイト構成と各ページ概要、リンク構成、などなど。

これ、レシピブックなどで採用することが多い冊子アイテムと同じカタチです。
小さいので、引き出しのロック可能な場所に入れて、なんだか安心。
持ち歩きにも便利ですが、買い物に持っていくのはちょっと避けたほうが良いかもしれません。落としたらタイヘンです。。。

Memo

.com の話

証明書関連の面倒な手続きがキビしくなった、というのを巷でチラチラ聞くようになったのは数年前。そして、その通知も圧倒的に遅い!!と。コレ管理団体ICANNの話 です。

更に、
「.com」ドメイン登録手数料が今後10年で最大70%も値上がりする可能性
https://gigazine.net/news/20200212-icann-verisign-dotcom-domain/
この団体のすったもんだ状態は、もはや大丈夫?と言っている場合ではなくて。

プロバイダのドメイン料金値上げも、
2015.02以降の値上げが有名ですが、たとえば某ドメイン(年号):840円(2010)→990円(2011)→1382円(2015)、などなど。
世のホットワード系アフィリエイター達(現状では少々時代遅れ)にはおそらく死活問題、とされたのが2015年。
※アフィリエイトには遣り方が数通り。ホットワードやトピックスを扱う人は、複数ドメインを安いところで大量に使い、ワード賞味期限等により使い分け。
一方、情報対価または恒久的な記事の添付で扱う人はあまり影響を受けません。そのほかトピックへのアクセス調査兼ねて使う、特定の話題に絞って関心度を測る手段にするケースも。

プロバイダの中には、いつのまにか”ホールディングス”等を持つ巨大化路線、その間に小さなドメイン管理会社を多数買収、国内gTLDドメインを相当な割合で保有(おそらく9割超え)、なんてトコも。
ドメインのリセール代行まで(但し完全に売れるまで解除も解約もできない、というのがミソ。)できる体制です。

見かけ上免れていますが、実質1社寡占に近く。コレ、独禁法上大丈夫?、とも。

2015年ごろまでは上記プロバイダに開発用ドメインが残っており、止む無くテスト環境目的にスペースを残す事もありましたが、終わり次第ドメイン閉鎖と引っ越し。
顧客ドメインはもう少し小規模で良心的-金額がサービスに見合った状態のところに一斉引っ越し。10社を超える引っ越しをせっせと。
※諸事情でまだドメインのみ残している顧客はあります。

そしてひとしきり引っ越完了と思っていたら、またドメイン情報の確認通知。
そのメール遣り取りが10通近く。(恐ろしく非効率。) これには笑いました。はっきり言って 1年分ドメイン契約料≒メール通数分の工数。ダブル出費に近く、運用を続ける意味ナシ、です。

というわけで、どっとこむ、早めに統廃合&プロバイダも対価に見合う (可能なら実サーバの場所も国内、など。)サービスレベルのところに引っ越しが妥当。サポートが”ベストソリューションをキーワードで” しか探せない→コピペ回答?というお粗末含め、見極めを。

Memo

一覧から一括操作でコメントOFF、使ってますか?

スパム被害に遭われたサイトで、”一括でコメント欄非表示ができなくて”、というご相談。
???…いえいえ、できます!

1.新しい投稿には
 設定 – ディスカッション設定 で
 ”新しい投稿へのコメントを許可する” の チェックを外す。

2.外観メニューからの設定  ※テーマによりできない場合も。
 設定箇所はテーマによりますが、
 ”投稿情報(設定)”、”コンテンツのオプション” 等の設定項目で、プルダウンやチェックボックスから設定できます。

3.固定ページ、投稿 の一覧から設定
 一覧で ”タイトル” の左の チェックボックス をチェック。
 →全記事のチェックボックスがON、選択されます。
 一括操作 のプルダウンを”編集” 、適用 のボタンを押す。→ クイック編集同様の画面になるので、


左の一覧で 適用したくない記事の × をクリック、コメントのプルダウンを操作 → 更新ボタン
で、一括変更できます。

よって、カンタンな方法は主に3通り。特に3つ目はこの機能に気づかず1つ1つの記事を編集されていたケースも。
他に、
SQLで直接DBを(スパムコメントばっさり削除にお勧め。但し、正規表現利用は必須。)
cssからブラインドする(極度にSEOに拘る場合はやめましょう。)
function.phpから直接(フックごてごては推奨しません。)の他、
プラグインもあります – Disable Comments等 – が、今のセキュリティ事情を考慮すると、これだけの目的でプラグイン追加?はお勧めしません。またはプラグインは利用目的完了後は削除!、をお勧めします。

Memo

サーバOSとアプリ的インタフェース

Wxxxxx2019 の管理画面を見て、あ゛ー、コレ終わったゎぁ、
と思った日、何かに似てる?と思いました。そぅ、スマホのアプリ&OS設定。
バラバラに設定箇所が散在、作る側もおそらくバラバラ。もはや標準化というコトバも廃語になった感満載。

いやぁ、サーバOSにコレはマズぃんじゃね?、コレしか知らない若年世代クン達もかわいそう。そういえばTechNetサイト崩壊が2018年前後、その後も淘汰(といぅか、おそらくマトモな開発者が自ら袖振った。)。TechNet ギャラリーも’20.6 に廃止。

今のWxxxxx10/12サーバ系以降の超ていたらく。んー、2000とXP、100歩譲って7がマシだったか?と思いながら時々技術QAに対応する日々です。(サーバ系のみ。PCやOAソフトのサポートはしていません。)

サーバ系、PC側ProOSともにWindowsの使用はやめる方向です。全体がリスナ系タスクの魑魅魍魎タウン化(重い/キモい/使えない。データリセラーのプラットフォーム化。)、使い始めにそれらを解除する徒労がなんとも言えないので。Android-Chromebook含む-も同様。iCloudのコア部分も…?

APIの劇的変更、ブロードウェア迷惑、”週刊まいくろそふと”的な余計なアップ(ダウン)デート頻発、いちいちデフォ以外の設定を見直す手間?も引き金だった気がします。AWSダウン頻発然り、GCP然り。
という訳で、実はEdgeもChromeも使っておらず。何を使っているかは内緒☆

参考) かなり前の記事も含みます。
デフォルトのままは危険? 「Windows 10」のプライバシー設定はこう変えよう
各設定OFFの理由含め、わかりやすくまとまっています。
【Windows10】Cortanaを完全に無効化する方法 まずは簡単にグループポリシーから。
山市良のえぬなんとかわーるど
「Chromeをアップデートしないで」――Salesforce“異例のお願い”の真相 恥。どのクラウドサービスも似たような。
Windows 10/7/XPでポート445を閉じる3つの簡単な方法 これはお好みで。


Memo

WordPress5.2.2 アップデートの前に

WordPress5.2.2 アップデートの前に…WordPress5系移行、PHP7系移行、MySQLはいつまで?Win7は’20.01.14まで、…Blogやメーリングリスト/メルマガのプロバイダがサービス終了を通知?、等、
昨年末に続き、消費税UP前の8月、9月はご相談が増えています。

【重要】 – 特に注意が必要な事項 –
1)WordPress5系へのアップデート;プラグイン、記事の文字装飾が多い場合、必ず事前調査を。
…未対応プラグイン多数。投稿エディタの仕組みもガラっと変わるため記事の文字以外(装飾の指定)が吹っ飛ぶ可能性も。 参考)WordPress5.0へのアップデートについて
2)PHP7系も要注意…サクっとあげてみてHTTP500Err多発。事前バックアップ、プロバイダ管理画面の’戻し機能’有無確認は必ず!
…Server Errは主にアップデート放棄されたテンプレートやスキン、個別カスタマイズ(記録が無く所在&意味不明のケースも)が原因。プロバイダはWAF影響否定の見解。(但しWAFはテンプレート入替やメンテナンスと相性悪し。要注意)
参考)WordPressでPHP 7にアップデートするとHTTP 500 エラーになる原因と対策
下記は原因違い。が、要注意。
参考)WordPressのFooGalleryプラグインでPaging設定するとFooBoxが最初の1ページしか作動しない
3)Blog→WordPress のインポートについて
参考)WordPress Cordex日本語版 コンテンツのインポート